新しい時代のこと、これからの社会のこと、未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』第6号は、特集「三年後の現在地」と題して、3年が経過した被災地を訪ねました。
岩手県の陸前高田では、牡蠣の養殖を生業とする漁師親子の覚悟と再生の3年を取材。福島県双葉郡大熊町では、福島第一原発から3kmの帰宅困難区域で行方不明の娘を捜し続ける父親と仲間たちの活動を記録しました。そして、福島第一原発から20km圏内、双葉郡富岡町の復興に向けたささやかな兆しと、重苦しい現状についてのルポルタージュ。宮城県の南三陸町にて、地域交流の場を担ってきた学習支援施設「TERACO」についてのレポート。以上4本を特集記事として掲載します。
毎号恒例のインタビュー記事では、青森弘前市出身の画家・奈良美智さん、福島県出身のTHE BACK HORNのドラマー・松田晋二さん、気仙沼市出身のシンガーソングライター・畠山美由紀さん、福島市出身の詩人・和合亮一さんにそれぞれが思う「未来」について語っていただきました。
さらに、被災地にライブハウスを作ろうと動き出したプロジェクト『東北ライブハウス大作戦』。メンバーの西方明人さん、Raccoさん、菅野安宣さんと編集長・後藤正文が岩手県大船渡市での対談も掲載します。
表紙はTHE FUTURE TIMESのスタッフ、イラストレータの新見文氏が担当。
震災から三年、復興について、未来について、これからの社会について、もう一度見つめ直すための特集号です。
各地で開催を続けているいるイベント『THE FUTURE TIMES』Gallery & Live。
2014年は、4月29日(祝火)より”『THE FUTURE TIMES』Gallery & Live 2014”と題し、タワーレコード渋谷店での開催が決定しました!(〜5月11日(日)まで)