新しい時代のこと、これからの社会のこと、未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』。
第8号は、「5年後の現在地」と題して、東北各地の太平洋沿岸部を訪ねた特集となります。
巻頭では、5号でも大反響をいただいた記事の続編として民俗学者の赤坂憲雄教授と後藤正文が、震災から5年が経つ津波で甚大な被害を受けた三陸海岸を歩きながら、震災からの復興について語ります。
本誌創刊時よりルポタージュを届けてくれているジャーナリストの安田菜津紀氏による陸前高田の漁師・菅野さんがふたたび漁業を再開させたきっかけと、高田の海に思うこと。
津波の経験を経て、この町が震災で得た教訓もこの先にも伝えるべく防災士となった佐藤一男さんとともに防災の未来を考える。
こちらも何度も本誌にはご協力をいただいています、岩手県出身のフォトジャーナリスト佐藤慧氏よる、震災によりかけがえのない存在を失った人々の心の葛藤、そして復興についての手記。
毎号連載の「未来」についてには、シンガーソングライター、エッセイストの寺尾紗穂さんとシンガーソングライターの二階堂和美さんが登場。
そして沖縄の在日米軍基地と福島県浜通りの現在を小説家の古川日出男氏と後藤正文が巡った対話を掲載。
表紙はグラフィックデザイナー/イレストレーターの惣田紗希さんが担当。
他、配布先の情報を始め、webのみでご覧頂けるコンテンツも随時更新して行きますので、是非ご覧ください。
※THE FUTURE TIMESは無料配布のため、無くなり次第終了となりますのでご了承下さい。